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レオパのモルフについて・・・その2

第二回目・・・レオパの基本的なモルフについての解説ですが、現在、判明しているモルフについて、2013年時点での多数説であり、ここに書いたことが絶対と言う訳ではなく、私個人の見解も含んでいることと、少数意見等もあること、また、新たな発見等により変わる可能性もあることと、すべてのモルフを網羅している訳ではないので、質問は受け付けますが「これが無いやん」とか「これは違うやろ」とかの突っ込みは無しで、お願いします。
名称の後の括弧書きには、一般的(VMSのサイトに記載されているもの)に使われているレオパの遺伝子記号を書いていますが、量的モルフと確定しているものや遺伝形式について不明なものは記号はありません。


【選択交配、量的モルフ、多因子遺伝モルフ】
ある特徴(オレンジ色が出ている等)が出ている個体を選択して交配することによって、より特徴が顕著な個体を作りだすことや、それによって作り出されたモルフを「選択交配による量的モルフ(多因子遺伝モルフ)」と言い、その特徴を表す微小な複数の変異遺伝子を集めたものとされています。
確立された同系統の量的モルフ同士を交配すると、高い確率で同等のモルフが出るとされますが、一遺伝子の変異による単純な劣性遺伝や優性遺伝のように、確実に次世代に伝わるものとは言えず、一度、違う系統やノーマルと交配すると、せっかく集めた多因子が分散してしまい、また同じように集めるためには、インブリード(同系統内での近親交配)を繰り返す必要があります。
また、モルフ名として表記される場合や、その個体の特徴として(例えば、たまたまタンジェリン色の強い個体のことを、遺伝するかどうかは別にして、タンジェリン~と呼んだりします)表記される場合もあります。
下の図は多因子遺伝のイメージを図にしたものですが、①は同系統の多因子遺伝モルフを掛け合わせてより特徴の強いものを作出するイメージで、②は多因子遺伝モルフとノーマルを掛け合わせた時に特徴が薄まるイメージです。

Iden10

[ハイイエロー]
全体的に黄色が強いモルフ(累代交配を重ねると、勝手に黄色くなると言われます)

[ハイパーザンティック]
黄色と黒のコントラストを強調する方向で、選択交配されたモルフ(JMGの系統だけのようです)

[オレンジ,タンジェリン(or,tg)
オレンジ色が強いモルフ(ブラッド、レッド、チリレッドなどと呼ばれるものもこの範疇で、各ブリーダーが独自に、系統に名前を付けたものです)

[キャロットヘッド
(ch)
頭にオレンジが出るモルフ

[キャロットテール
(ct)
シッポにオレンジが出るモルフ(単に、シッポの根本がオレンジになったものは、タンジェリンとされる場合が多いですが、シッポのほぼ100%がオレンジになった品質のものもあります)

[ハイポ(ハイポメラニスティック)
(hy)
黒い色素が少なくなり、ドットが少ないモルフ(ハイポの基準が、ドットの数とされる場合もありますが、単に黒い色素がうすくなっているものや、ドットが少ないだけでもハイポとされる場合が多いです)

[ハイタン(ハイポタンジェリン)]
ハイポでオレンジの出たモルフ(最近はただのハイポよりハイタンの方が一般的で、ハイポは他のマックスノーなどとコンボになった時に、ハイポ・マックスノー等として使われる場合が多く、ただのハイポもハイタンと表記されている場合が多く、キャロットテールと併せて「HTC」と表記されるものもあります)

[スーパーハイポ(スーパーハイポメラニスティック)
(hy)
ハイポよりもドットが少なく、身体にはほとんど出ないモルフ(ただのハイポとは違い、優性遺伝とする説もあります)

[スーパーハイタン(スーパーハイポタンジェリン)]
スーパーハイポにタンジェリンが出たモルフ(ハイポと同じく、最近ではスーパーハイポという表記はあまり見られず、スーパーハイポタンジェリンと表記される場合が多く、「HTC」と同じく「SHTC」と表記されるものもあります)

[エメリン]
身体に緑色が出るモルフ(どこが緑?っていう感じですが、「欧米人と日本人の目の構造が違う」とか「緑色の定義が違う」等と言われるほど微妙な表現型で、これも選択交配によるものであるとされていますが、単に緑が出るものをエメラルドとして、ハイポタンジェリンのエメラルドをエメリンとする説もあります)

[ラベンダー]
身体若しくはシッポに、紫色が出るモルフ(エメリンと同じく微妙なモルフですが、ベビー時には紫色に見えても、成長すると消えてしまうということも多く、遺伝するかどうかも不確実なので、個体差の範囲であって、モルフとまでは言えないと思われます)

[TUGスノー]
全体的に白いモルフ(アーバンゲッコーが、野生の個体より選択的に白い個体を選別して交配し、作りだしたとされていましたが、優性遺伝として確立しているマックスノーと互換性があると分かり、優性遺伝とされる場合もあります)

[ラインブレッド・スノー]
全体的に白いモルフ(アーバンゲッコーとは違うブリーダーが、選択交配により作りだした量的モルフとされていますが、その持っている多因子遺伝子にマックスノーと互換性のある優性遺伝子を含むとされる場合もあります)

[ハイパーメラニスティック]
全体的に黒いモルフ(ブラックベルベット、ブラックパール、ブラックスター、チャコール等複数の系統が知られていますが、劣性遺伝する遺伝子を持つとされるものや、選択交配によるもの等さまざまで、完全に遺伝する黒いレオパはまだ出ていません)

[ジャングル]
模様が通常のバンド模様ではなく、乱れた模様になるモルフ(優性遺伝とする説や劣勢遺伝とする説もありますが、ジャングル同士を交配しても必ずジャングルになるとは限らないため、微小変異を集めた多因子モルフではないかと考えます)

[ストライプ]
模様がライン状になるモルフ(より太い模様となるボールドストライプやレッドストライプを含め、確実に遺伝して次世代が100%ストライプとなるとされる系統もあるようですが、ジャングルと同じように確実にストライプが出る訳ではないので、選択交配による多因子的なモルフであると考えますが、劣性遺伝とする説も根強いです)

[バンディット]
ボールドストライプと同じような感じで、鼻先に横にバンド模様がヒゲのような感じで出るモルフ(身体がバンド模様のバンデット=
Bandedと混同される場合が多いですが、こちらはバンディット=Banditのことで海賊のことだそうです)

[トレンパーパターンレス]
パターンレスストライプとも言われ、アプター、ラプターに入っているパターンレスのモルフ(複数の優性若しくは劣性の遺伝子を組み合わせた選択交配によるとされ、ジャングルやストライプの変異を複数持っていると思われ、完全なパターンレスになるものは少なく、頭に模様が出たり、身体にも模様が残るものも多く、次世代にリバースストライプなども出たりします)


【劣性遺伝のモルフ】
単一の遺伝子の変異により、劣性遺伝するモルフで、表現の出ているものとノーマルをかけると、次世代はすべてヘテロになり、ヘテロはそのモルフについてノーマル(ノーマル遺伝子の表現型が優性)となり、そのヘテロ同士をかけると、孫に一世代目と同じ劣性遺伝の表現が、隔世遺伝という形で出ますので、メンデルの分離の法則に従って、劣性遺伝の遺伝子が薄まったりすることは無く、次世代に確実に伝わり、遺伝子がホモになった場合に確実に出るものです。
同じ遺伝子について違う変異が起きた場合には、複対立遺伝子と呼ばれ、同じ遺伝子の変異なので、互換性がある(違うモルフと思われるものを交配した時に、次世代で両親のどちらかと同じような表現が出る場合に、その違うと思われたモルフは互換性があるとされ、同じ遺伝子に変異があるものと考えられる)とされますが、ボールパイソンなどでは複対立遺伝子のある多数のモルフが見つかっていますが、レオパではまれで、完全に複対立遺伝子であると検証されているものはありません。(スノーの系統やメラニスティックの系統にあるとされますが、全く同じと考えられるものもあるようで、確定はされていないことと、多因子遺伝の中にも複対立遺伝子はあると考えられますが、未検証です。)
また、劣性遺伝(優性遺伝もですが)は遺伝子の変異による為、通常はそんなに頻繁に発生するものではないので、野生個体などから新たに発見される場合もありますが、繁殖している中で簡単に発生することはほとんど無く、ここに書いてある確実に検証されているモルフ以外に、聞きなれない、見慣れないモルフ名があった場合には、基本モルフを組み合わせたコンボモルフに名前を付けたか、ライブレッドによるブリーダー独自の命名か、その個体に出た遺伝しない(検証されていない)特徴に名前を付けた、と思ってほぼ間違いないです。
図は、劣性遺伝のトレンパーアルビノの遺伝パターンですが、一枚目は、ヘテロ同士を掛け合わせた場合で、二枚目は、ホモ(トレンパーアルビノ)とヘテロを掛け合わせた場合です。

Iden03  Iden04


[アルビノ
(トレンパーアルビノ=ta,ベルアルビノ=ba,ラスベガスアルビノ=lv)
レオパのアルビノは、T+(ティー・プラス/T=チロシナーゼ)アルビノとされ、メラニン色素が合成される段階で必要とされる酵素のチロシナーゼが存在するアルビノで、飼育や発生する時の温度などによりメラニンが生成される可能性があり、T-(ティー・マイナス)の完全にメラニンが生成されない真性アルビノではないので、アルビノであっても、完全な白ではなく、茶色やグレーの表現となる場合が多いです。
現在流通するレオパのアルビノは、トレンパー(テキサス)アルビノ、ベル(フロリダ)アルビノ、ラスベガス(レインウォーター)アルビノの3系統(ほとんど流通はしないですが、レイハインと言う第4の系統があるとされますが、前述の3系統と違うのか未検証です)があり、すべて劣性遺伝するT+アルビノで、相互に互換性は無く(違う系統のアルビノを掛けても、次世代ではダブルヘテロとなり、見た目はアルビノにはならない)、体色や目の特徴がそれぞれ微妙に違うのですが、個体を見ただけで「~っぽい」とすることは可能でも、完全に判別することはかなり難しいです。
尚、名前の括弧書きは別名で、通常は括弧書きの前の名前で呼ばれることが多いですが、ラスベガスアルビノについては、日本ではレインウォーターアルビノと呼ばれることが多いです。

[マーフィパターンレス
(pa)
日本では、リューシ(リューシスティック)と呼ばれることが多いですが、他の生物の品種で使われるリューシとは色素の変異により白くなるものを指し、このモルフはパターンレス(ベビーには独特な網目模様があり、成長するとパターンレスになる)なので、海外ではリューシとは言わずにマーフィパターンレスと呼ばれていて、劣性遺伝します。また、検証結果から、マーフィパターンレスの遺伝子とトレンパーアルビノの遺伝子は、同じ染色体にあると考えられ、二つの遺伝子は連鎖している為、ノーマル・ヘテロトレンパーアルビノ・ヘテロマーフィパターンレスのダブルヘテロ同士を交配しても、遺伝子が独立だった場合のダブルホモ(トレンパーアルビノ・マーフィパターンレス)が出る確率の16分の1(6.25%)よりも低く、約200分の1(0.5%)だったとされています。また、マーフィパターンレスのヘテロの見た目は、完全にノーマルと同じではなく、ドット模様が細かい表現になるとも言われていますが、100%確定な訳ではなく、個体差があります。

[ブリザード
(bz)
これもパターンレスのモルフですが、マーフィパターンレスとは互換性の無い、別の遺伝子の変異とされ、生まれた時から完全なパターンレスで、白っぽいモルフなので、真のリューシとされる場合もあります。成長しても生まれた時と同じくパターンレスのままですが、多少、色が濃くなったり、黄色が発色する場合も多く、完全な白いモルフとは言えないですが、劣性遺伝します。個体によっては、遺伝性では無いランダムな目の変異(エクリプスアイ=目の虹彩部分が一部分、若しくは全体が黒くなったもの)を持つものがいます。

[エクリプス
(ec)
身体の色やパターンには関係なく、目の虹彩が変異し通常の猫目ではなくソリッドアイ(フルアイとかトータルエクリプスとも言われる一様な目、非アルビノはオール・ブラックアイ、アルビノならオール・レッドアイやオール・ルビーアイ)になるモルフで、劣性遺伝しますが、このモルフは浸透率(モルフの表現が現れる率)が低く、遺伝子的には同じであっても、完全なソリッドアイになる時と、虹彩の一部(1%~99%まで様々です)が残ったスネークアイ(ハーフアイ)と呼ばれる目になる場合も多く、少しでもエクリプスになっていれば、遺伝子的にはエクリプスのホモとなりますので、ヘテロエクリプスは完全なノーマルアイです。エクリプスアイ(ソリッドアイ)は、ブリザードにランダムに出るものと、スーパーマックスノーのものと、この遺伝的なエクリプスとがありますが、すべて互換性は無く、通常エクリプスと言えば、劣性遺伝のエクリプスのことを指し、トレンパーエクリプスとも言われます。また、最近では、目の変異だけではなく足や鼻先が白く色抜けする変異を伴う、という説もあります。


【優性遺伝、共優性遺伝のモルフ】
1対ある対立遺伝子の片方が変異し、その変異した形質が表れる遺伝形式を優性遺伝と言いますが、変異遺伝子が優性となる場合は少なく、レオパで確定されているモルフは3種類しかありません。
優性遺伝3種類の内でも共優性となるものは2種類が知られていて、共優性の優性ホモは「スーパー~」と呼ぶのが通常です。
但し、レオパのモルフで共優性では無いにも関わらず「すごい、特別」等の意味でスーパーを冠するモルフ(スーパーハイポタンジェリン等)があるので、注意が必要です。
また、優性遺伝の遺伝子を受け継いでいない個体を「~シブリング」と言って販売されている場合もありますが、これは遺伝形式が優性遺伝と確定していない場合の名残で、もしかしたら変異遺伝子を持つかも知れないとされていたもので、優性遺伝と確定しているモルフについては、シブリングというものは存在せず、優性遺伝についてノーマルと同じ(優性遺伝子を持つ子の兄弟というのと同等)で、シブリングから優性遺伝子を受け継いだ子が(劣性遺伝の隔世遺伝のように)出来ることはありません。

[マックスノー
(Mk)
アザンティック(黄色色素が少なくなった)のモルフですが、ヘテロのマックスノーは、ベビー時には白黒(アルビノの場合は白茶)ですが、成長するにしたがって黄色色素が発色し、アダルトは、ほぼノーマル(ハイイエロー)と区別がつきません。優性ホモのスーパーマックスノーは、ベビー時にはグレーのパターンレスで、成長すると白地に黒いドットが規則正しく並んだ感じで表れ、黄色は発色せず、目はエクリプスのオールブラックアイ(アルビノは暗いオールレッドアイ)になります。スーパーマックスノーのエクリプスアイは、すべての個体が100%ソリッドアイになり、例外は無く、スネークアイやノーマルアイになる個体や、マックスノーでソリッドアイ、スネークアイになる個体も存在しません。マックスノー・シブリングは淡い色合いになると言われていますが、シブリングがノーマルと別表現になることは確認されておらず、これは別のモルフのマックスノー・パステルのことを指しているものと思われます。また、アメリカでは、TUGスノーやラインブレッド・スノーと区別する意味で、
Co-Dominant SnowCo-Dom=コ・ドム=コ・ドミナント・スノー=共優性遺伝スノー)と呼ばれる場合もあります。

[ジャイアント
(Gi)
ノーマルのレオパの体重は最大でも90gぐらいで、成長したものが100gを超え遺伝的に大きくなるモルフをジャイアント(これもトレンパーが発見者ですので、トレンパージャイアントとも言いますが、単にジャイアントとしてもトレンパージャイアントのことです)と言います。共優性遺伝で、スーパージャイアントはジャイアントよりさらに大きくなるとされますが、普通のジャイアントとスーパージャイアントを区別するのは困難で、ベビー時に(遺伝子的に)どちらか分からないときにポッシブル・スーパージャイアントなどと表記することもあります。

[エニグマ
(En)
ベルアルビノの系統から出たモルフで、特徴はかなり微妙でキャリコ(「斑入り」とか「まだら」という意味か?)とか言われますが、通常とは違う身体の模様と、目の虹彩に特徴的な血管が走るとされます。模様の特徴としては、通常のバンド模様ではなく、頭や背中にサークル状の模様が出る場合が多く、色合いもグラデーションのついた滲んだような柄になり、シッポもバンド模様ではなく、ベビー時には白地に多少の小さなドット(シッポの一番先に、特徴的な小さな黒いドットがあるものが多い)があり、成長するとシッポは、白地に多数の細かいドットが出る場合が多いです。共優性とも言われますが、特徴的なスーパー表現というものは確認されておらず、また優性ホモの場合は致死だという多数説もあります。ほとんどの個体に多少なりとも神経障害(何十匹もエニグマを見ましたが、ほぼノーマルと言えるレベルのものはいますが、全くないものは見たことがないですし、ノーマルレベルのものでも繁殖した子供にひどく出る場合もあります)があり、常に首を傾けていたり、クルクルと自転したり、視力の弱いもの等がいますが、神経障害が重いと思われるものでも、自分でエサを捕食し、飼育的にも繁殖的にも、問題が無い場合が多いです。他のモルフとの組み合わせで、変わった柄のものや、見た目には魅力的な色のものが出たりしますし、飼うことには何ら問題はないのですが、必ず出る神経障害について、どうしようもないレベルのものも出ることを考えると、個人的には、繁殖は制限した方がいいのではないかと考えます。

[ホワイト&イエロー]
エニグマと同じような表現になるモルフですが、エニグマのような神経障害は無いため、世界中で、今までエニグマのコンビで作られたモルフを、すべてホワイト&イエローに置き換えるような動きになっています。エニグマとは微妙に表現が違い、淡い色合いになる場合が多く、マックスノーとコンボにすると、より特徴的な変異が出るような気がしますが、ハイタン・ホワイト&イエローなどでは微妙な表現のものが多く、ブリーダーでさえホワイト&イエローかどうか判別するのが難しいモルフです。

下の図は、優性遺伝のマックスノー・エニグマ同士を掛け合わせた場合のパターン
(A・A’の遺伝子にマックスノーの遺伝子がヘテロで、B・B’の遺伝子にエニグマの遺伝子がヘテロで入ってるイメージ)ですが、劣性遺伝とは違って優性遺伝の場合は、次世代にそのモルフが一発で出るので、繁殖してそのモルフを出すのも簡単になります。

Iden06



【その他(未検証のモルフ)】
現在、すでに出回っているモルフの中でも、完全に劣性遺伝するのか(若しくは優性遺伝なのか)未検証のモルフですが、私の知識不足、情報不足の可能性もありますので、モルフの特徴や検証結果も、不明ということにしておいて下さい。

[アビシニアン]
なかなか微妙なモルフで、パラドックスアルビノの一種で、劣性遺伝するとトレンパー氏は言ってるみたいですが、エクリプス(ラプター)の系統から出たということで、エクリプスの特徴的な身体の模様(鼻先と頭が白抜けするとか、手足が白くなるとか)がエクリプスの目の変異と分離して現れたモルフ、というのはどうでしょう?

[ダイオライト]
マックスノーの系統から出たモルフですが、ドット模様が非常に細かく出るモルフで、マックスノーに特徴的に出て、スーパー表現でも出ることから、私はマックスノーの複対立遺伝子ではないかと思うのですが、ただのダイオライトとして販売されているハイイエローを見たことがあるので、マックスノーとは別の変異かも知れませんし、そのハイイエローがたまたまドットの細かい個体だっただけ(個体差の範囲で、ドットの細かい個体もいます)なのかも知れません。

[マーブルアイ]
エクリプスと似たモルフですが、エクリプスの虹彩の出る部分(黒や赤にならない部分)はノーマルと変わらないのですが、マーブルアイは虹彩の模様が、染み出したような、スプレーで吹き付けたような感じで疎らに出るようです。

[タンジェロ]
トレンパー氏の出したタンジェリンアルビノですが、トレンパー氏によると共優性遺伝するとのことで、スーパータンジェロはバンド模様にはならずに、サングローのようなパターンレスになるそうです。

[マックパステル]
マックスノーの系統で、淡い色合いになるもので、昔はマックスノーシブリング(マックスノーの遺伝子の入っていない、ただのノーマル)のことを、付加価値を付けるために言ったりしたこともありますが、個人的には、確かに特徴的に淡い色になるものが存在しますので、完全に分離して、検証出来ればいいと思っていますが、最近、マックスノーパステルとして、全く違う表現(少し黒っぽい、ダークなマックスノーでしたが)のものが出てて、これは違うやろって言いたくなりました。

かなりの量になってしまいましたが、基本的なモルフはそれほど多くないので、ここに書いたものを押さえておけば、レオパのモルフは理解出来ると思います。
尚、このブログで以前に書いたことと矛盾することを書いてるかも知れませんが、以前に書いたことは、私の勘違いか、理解不足だったとして、今回書いてることが、私が現在、理解していることだと思って下さいね・・・。

次回は、さらにややこしいコンボモルフについてです。

それでは、また

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コメント

KAZさん、解説ありがとうございます。
漫然と、またおぼろげに聞きかじった事が、知識として繋がりスッキリしました(チョット解った気になってるだけですが!)
シブリングについて、「ヘテロにも持ってない遺伝子の事をなんで断り書きするんだろ?」と思ってましたが、合点がいきました。『〜シブリング』と見たことあるのは確かW&Y等のまだややこし目なモルフだった気がしますし、何か良い事あるかもよ的な感じなんでしょうか。
大変な事とは思いますが、その3も心待ちにいたしております。よろしくお願いいたします。

投稿: くまきち | 2013年12月 3日 (火) 01時43分

くまきちさん、こんばんわ

シブリングはノーマルの値段だったら許せますが、微妙に高いと「なんでやねん!」と突っ込みたくなりますね・・・某有名爬虫類専門店では「ヘテロ・ホワイト&イエロー」って言う表記で出てましたが、それは、さすがにあかんやろと思います。

確かに、ホワイト&イエローはブリーダーでも判別出来ないような子(安川氏は判別してましたが)がいてるので、うちが今年ブラックアウト大阪でゲットしたホワイト&イエロー・マックスノー(この子はノーマルマックスノーの値段で、シブリングとも書いてなくて、堂々とホワイト&イエローって表示してあったんですが)のように、もしかしたら当たり(まだ、全然確定ではないですが、なんかノーマルマックスノーとは違うような)があるかもですよ・・・。

投稿: KAZ | 2013年12月 7日 (土) 19時47分

エニグマの繁殖はやめるべきですよね。哺乳類のペットではありえないことですし。障害が出るのわかってて繁殖させるなんて非道とすら思えます。

投稿: じま | 2014年7月26日 (土) 03時58分

じまさん、こんばんわ

コメント頂き、ありがとう御座います。

個体としては魅力的で、生きていく分にはそれほど問題はない子も多い(逆に生命力が強いような感じの子もいます)ですが、うちでもキープしてるエニグマは、0匹になりました。

投稿: KAZ | 2014年7月28日 (月) 23時55分

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